- WordPressにおすすめのレンタルサーバーが知りたい!
- 初心者にも使いやすいWordPressのレンタルサーバーってどれ・・・?
- レンタルサーバーの種類が多すぎて、どれにすれば良いのか分からない!Wordpressをするには結局どれにすればいいの?
本記事のテーマは、『WordPressにおすすめのレンタルサーバー』です。
結論としては、ConoHa WING がおすすめです。
なぜおすすめなのか?選んだ基準はなにか?本当におすすめなのか?
本記事では、他の人気サーバーと比較しながら、初心者向けに比較・解説しています。
もくじ
WordPress用レンタルサーバーで人気の4サーバー
今、WordPress用のレンタルサーバーで人気のサーバーは以下の4サーバーになります。
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ConoHa WING
現在、国内で提供されているレンタルサーバーの中で、サーバー応答速度が国内最速のレンタルサーバー。管理画面が初心者にも使いやすく、一番おすすめ。 -
mixhost
アダルトサイト利用OKの人気レンタルサーバー。同人系など際どいテーマを題材にしたWordPressサイトを運営するならmixhost一択。 -
エックスサーバー
数年前まで1番人気だったレンタルサーバー。昔から人気のあるサーバーで、インターネット上の情報の充実を重視する人にはおすすめ。 -
ロリポップ
最安275円からWordPressを入れられるレンタルサーバー。性能よりも価格重視の人におすすめ。
現在、WordPressを始める人のうちの8割以上のユーザーが、この4つのサーバーの中からレンタルサーバーを選びWordPressを始めています。
ConoHa WING
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このサーバーの特徴
- サーバー応答速度が国内最速でサイトの表示スピードが超速い!
- 初心者には難しいキャッシュ処理や常時SSL化などの運用サポートも良好。
- 操作画面がどのサーバーよりも分かりやすく設計されており、初心者でも挫折しない!
2018年にリリースされた最新サーバー。現在、国内で提供されているレンタルサーバーの中で、サーバー応答速度が最速のレンタルサーバーです。同時大量アクセスの処理に優れたnginxを採用し、且つ独自にチューニングされた強力なキャッシュ機能などで徹底的な高速化処理が施されているので、「同時アクセス」「高速化」の両面で非常に高い性能のレンタルサーバーになっています。
レンタルサーバーの中で唯一スマホアプリにも対応しており、アプリをダウンロードしておけば、常にサーバーの稼働状況を把握できるのもポイント。UI・UXデザイナーの「初心者にも迷わせない!」という気持ちが伝わってくるほど管理画面が使いやすく設計されており、これからWordPressを始めたい人などサーバー初心者にもおすすめのレンタルサーバーです。
ConoHa WINGのWordPressの始め方
サーバー名 | ConoHa WING /GMOインターネット株式会社 |
おすすめプラン | ベーシックプラン or リザーブドプラン |
料金 | 月額880円〜 |
SSD | 300GB~ |
転送量 | 27.0TB~ |
データベース | MySQL |
データベース数 | 無制限 |
mixhost
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ここがポイント!
- 最新の技術を次々取り入れる勢いのあるレンタルサーバー
- WordPressクイックスタート機能でWordPressを簡単に始められる!
- アダルトサイトの運用OKのレンタルサーバー
mixhostは大阪のサーバー会社が提供しているレンタルサーバーです。ConoHa WINGと同等にスペックが高く、非常におすすめの良サーバー。しかし、mixhostはサーバーの管理画面が分かりづらく、サーバー側の運用を行う際、専門用語などの分からない初心者には取り扱いのハードルが高めです。レンタルサーバーにしては珍しく、アダルトサイトの運用OKのサーバーなので、アダルトサイトを運用する人は、このサーバーの利用がおすすめです。
mixhostのWordPressの始め方
サーバー名 | mixhost /アズポケット株式会社 |
おすすめプラン | スタンダードプラン |
料金 | 月額880円〜 |
SSD | 250GB~ |
転送量 | 18.0TB~ |
データベース | MySQL |
データベース数 | 無制限 |
エックスサーバー
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ここがポイント!
- 2003年からサービスを提供している老舗レンタルサーバー会社
- サーバー稼働率99.99%以上!安定した環境で運用可能
- 長年人気があったサーバーのため、分からないことは検索すればすぐに出てくるのが最大のメリット
大阪のサーバー会社が提供しているレンタルサーバーです。エックスサーバーはレンタルサーバー会社としては老舗のため利用者が多く、ConoHa WINGやmixhostが台頭する2018年頃までは、「レンタルサーバーといえばエックスサーバー一択だよね」と言われるほど人気でした。2003年のサービス開始から現在まで、大きな問題なく運用されてきた実績があり、昔から人気あるサーバーのため、ネット上に出回っている情報も多く、検索すればすぐに情報が見つかるというメリットもあります。
エックスサーバーのWordPressの始め方
サーバー名 | エックスサーバー /エックスサーバー株式会社 |
おすすめプラン | スタンダードプラン |
料金 | 月額990円〜 |
SSD | 300GB~ |
転送量 | 18.0TB~ |
データベース | MySQL |
データベース数 | 無制限 |
ロリポップ
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ここがポイント!
- とにかく安い!月額110円~のプランも有り
- 利用実績200万サイト以上!国内シェアNo.1
- おすすめはハイスピードプラン以上のプラン
月額110円から利用できる格安レンタルサーバー(WordPressを利用できるプランは月額275円から)。低価格ながら、一通りの機能と必要な容量が揃っています。ただし、安い分サーバーの性能は良くありません。そこまで本格的なWebサイトではないけれども一度自分のサイトやブログを作ってみたいという人にはお試し利用に最適なレンタルサーバーです(本格的にサイト運営したい場合はハイスピードプラン以上がおすすめです)。
サーバー名 | ロリポップ /GMOペパボ株式会社 |
おすすめプラン | ハイスピードプラン |
料金 | 月額550円〜 |
SSD | 250GB~ |
転送量 | 18.0TB~ |
データベース | MySQL |
データベース数 | 無制限 |
WordPress用レンタルサーバーの「料金比較」
各サーバー、一般的なプランで契約した場合の料金比較です。
ConoHa WINGとmixhostは初期費用が無料なのに対して、エックスサーバーとロリポップは初期費用が発生します。
3か月利用する場合
-
ConoHa WING
3,630円
初期費用無料月額費用1,210円×3 -
mixhost
4,554円
初期費用無料月額費用1,518円×3 -
エックスサーバー
7,260円
初期費用3,300円月額費用1,320円×3 -
ロリポップ
3,630円
初期費用1,650円月額費用660円×3
1年間利用する場合
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ConoHa WING
11,880円
初期費用無料月額費用990円×12 -
mixhost
12,936円
初期費用無料月額費用1,078円×12 -
エックスサーバー
16,500円
初期費用3,300円月額費用1,100円×12 -
ロリポップ
8,250円
初期費用1,650円月額費用550円×12
3年間利用する場合
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ConoHa WING
31,680円
初期費用無料月額費用880円×36 -
mixhost
34,848円
初期費用無料月額費用968円×36 -
エックスサーバー
38,940円
初期費用3,300円月額費用990円×36 -
ロリポップ
21,450円
初期費用1,650円月額費用550円×36
一般的なサーバープランの場合、ロリポップの料金が最も安価ですが、その分サーバーの性能も低くなります。
無料サーバーや格安のレンタルサーバーはWordPressに不向き
と思う人もいるかもしれませんが、ここでケチって格安サーバーを選ぶのはあまりオススメできません。
そもそもWordPressはかなり重いCMSなので、スペックの低い格安サーバーで運用するとなると、確実に動作・表示速度が遅くなってしまいます。
表示速度が遅くなると、ユーザーの離脱に繋がるだけでなく、SEOで不利になり自分のサイトが検索結果上位に表示されにくくなってしまいます。
サーバーはWordPressサイトを運用する上で非常に重要です。ここでケチるのではなく、表示速度の速いサイトを作って、キチンと稼いで費用を回収することを考えましょう。
比較|WordPressにおすすめのレンタルサーバーの基準
WordPress用のレンタルサーバーを選ぶポイントは以下の6つです。
- サーバー応答速度
- データベース(MySQL)の利用ができるか
- アクセス負荷に柔軟に対応できるか
- サポート体制が十分か
- WordPressクイックスタート機能があるか
- 運営元が安定した企業か
WordPress用のレンタルサーバーは応答速度の速さが重要!
WordPressは非常に重いCMSですので、応答速度の遅いサーバーだと、サイト表示速度がかなり遅くなってしまい離脱ユーザーが増えてしまいます。
また、Googleは「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用する」と発表しており、表示速度が遅くなってしまうと、検索順位にも悪影響がでてしまいます。
参考 Speed UpdateGoogleサーバーの表示速度は、WordPressが利用できる最下位プランの場合、 ConoHa WING mixhost エックスサーバー の順に速く、ロリポップ はスタンダードプラン以下の場合は激遅です。
その他、各サーバーの表示速度については、おすすめレンタルサーバーランキングで計測結果をまとめています。
WordPress用のサーバーはデータベース(MySQL)の利用が必須
WordPress用のサーバーはデータベース(MySQL)の利用が必須です。
WordPressで作成されるWebページはデータベース(MySQL)に書き込まれたphpデータを呼び出して表示させるという動的サイトの仕組みが取られており、データベース(MySQL)の利用ができないレンタルサーバーでは、WordPressを動かすことができません。
アクセス負荷に柔軟に対応できるレンタルサーバーを選ぼう!
アクセス負荷に柔軟に対応できるレンタルサーバーを選んでおけば、急なアクセスの集中があった際も安心です。
確認する指標は下記2点
- データ転送量
- プランの切り替えが柔軟にできるか
データ転送量
WordPressのレンタルサーバーを選ぶ際は、データ転送量に余裕のあるサーバーを選びましょう。転送量上限を超えてしまうと、以下のような問題が発生してしまいます。
- サイトが表示される速度が遅くなる
- (さらにひどいと…)サイトが表示されなくなる
- ユーザーのサイト離脱が増加するため、Webサイトの収益の低下につながる
プランの切り替えが柔軟にできるか
プラン切り替えが柔軟にできるサーバーを選んでおけば、急なアクセス集中があった場合でも、プランを変更しサーバーを強化することでサイトのパフォーマンスを落とすことなく運用できます。
各サーバーのプラン切り替え状況は以下の通りです。
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ConoHa WING
アップグレード即時可能ダウングレード即時可能 -
mixhost
アップグレード即時可能ダウングレード即時可能 -
エックスサーバー
アップグレード申請した翌月に変更可能ダウングレード申請した翌月に変更可能 -
ロリポップ
アップグレード即時可能ダウングレード不可
ConoHa WINGには、サーバーに負荷がかかった際、自動的にサーバー強化を行うことができる機能があるためオススメです。
サポート体制が十分なレンタルサーバーを選ぼう!
サーバー契約時は見落としがちですが、実際に運用を始めると非常に重要になってくるのがサポート体制です。ユーザーフレンドリーなサーバーを契約して、快適なWordPress運用を行いましょう。
確認する指標は下記3点
- 管理画面の使いやすさ(UI・UX)
- サーバー障害の少なさ、障害発生時の対応
- 電話でのサポートが受けられるか
管理画面の使いやすさ(UI・UX)
ConoHa WING、エックスサーバー、ロリポップは独自デザインの管理画面、mixhostはcPanelを採用しています。
特にConoHa WINGは、UI・UXデザイナーの「初心者にも迷わせない!」という気持ちが伝わってくるほど管理画面が使いやすく設計されており、これからWordPressを始めたい人などサーバー初心者にもおすすめです。
mixhostはcPanelという海外仕様の管理画面を採用しているため、初心者は躓きやすいと思います。cPanelでの操作に慣れている人以外にはおすすめしません。
サーバー障害の少なさ、障害発生時の対応
サーバー障害が多発するサーバーだと、復旧するまでの間サイトにアクセスできなくなってしまい、収益発生の機会損失となってしまいます。
サーバー障害自体が全く発生しないレンタルサーバーはありませんので、「障害発生の頻度」と「復旧までの時間(対応の早さ)」を重視するようにしましょう。
電話でのサポートが受けられるか
WordPressを運用する上で、「サーバー会社から電話サポートを受けられる」というのは必須条件です。
サポート窓口がメールだけの場合、「問い合わせをしたが全く返事が無い・・・」、「何度問い合わせても連絡がこない」といったケースも実際に存在しますので、電話サポートに対応しているレンタルサーバーを選んでおくと安心です。
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ConoHa WING
電話可能メール可能 チャット可能 -
mixhost
電話不可メール可能 チャット不可 -
エックスサーバー
電話可能メール可能 チャット不可 -
ロリポップ
電話可能メール可能 チャット可能
WordPressクイックスタート機能があるレンタルサーバーを選ぼう!
通常、WordPressを始めるには、WordPressのデータファイルを調達してサーバーのFTPクライアントにアップロードしなければなりません。
しかし、最近のレンタルサーバーには、サーバー契約時にWordPressを自動的に設置してくれる機能がついているものが多く、初心者でも画面の指示通りに進めていくだけで簡単にWordPressを始めることが可能です。
WordPressクイックスタート機能は、ConoHa WING、mixhost、エックスサーバー、ロリポップの4サーバー全てに搭載されています。
運営元が安定したレンタルサーバーを選ぼう!
レンタルサーバーの運営事業は、少ない資金で個人でも始められるため、多くの中小企業が参入しています。中小レンタルサーバー会社の多くは、大手のデータセンターの一部を借りたり、もしくは回線だけを借りて、普通の事務所の一室で運営しているケースが多く、少人数で運営しているため何かあったときの対処が遅れがちになります。また、いきなり倒産して、サーバーが使えなくなるといったリスクもあるため、安定した企業が運営しているレンタルサーバーを契約することをおすすめします。
ConoHa WINGの運営元は東証1部上場の「GMOインターネット株式会社」で、経営状態が公開されていたり、サービスが急に利用できなくなる心配がまず無いので安心です。
また、エックスサーバーは2003年のサービス開始から現在まで、大きな問題が無く運営してきている実績があるため、こちらも安定していると言えます。
結論|WordPressにおすすめのレンタルサーバー
結論、ConoHa WINGが1番おすすめです。
以下にConoHa WINGについてまとめます。
- サーバー応答速度
国内最速 - データベース(MySQL)の利用ができるか
利用可能(無制限) - アクセス負荷に柔軟に対応できるか
転送量27.0TB/月~ 超過した場合の課金無し
プラン変更いつでも可能。サーバーに負荷がかかった際、自動的にサーバー強化を行うことができる機能もあり。 - サポート体制が十分か
管理画面の使いやすさどのサーバーよりも分かりやすく設計されている。
サーバー障害 サーバー障害少なめ。平均1~2時間で復旧。
サポート窓口 電話、メール、チャットでのサポートあり。
- WordPressクイックスタート機能があるか
あり - 運営元が安定した企業か
東証一部上場のGMOインターネット株式会社が運営
ConoHa WINGはプラン切り替えがいつでもできるため、初めは1番安いベーシックプランでOK。当ブログもConoHa WINGのベーシックプランで運用しており、月間20万PVを超えていますが、全く問題ありません。
本記事では、WordPressにおすすめのレンタルサーバーについて解説しました。
サーバー選びも重要ですが、サーバーが良くてもサイトの内部がぐちゃぐちゃだと意味がありません。WordPressでサイトを構築する際に利用するテーマには注意しましょう。おすすめのWordPressテーマは下記記事にまとめていますのであわせてご参考ください。