【ホテル施設】インスタグラムキャンペーン事例

ホテル施設のインスタグラムキャンペーン事例

ホテル運営会社によって実施されたインスタグラムキャンペーンを紹介していきます。

セルリアンタワー 東急ホテル｜『#リッチな一日』インスタグラムプレゼントキャンペーン

開催期間が長すぎます。5か月間キャンペーンを開催するのであれば、期間に応じてインセンティブを分けるなど、キャンペーンの摩耗を防ぐための打ち手が欲しいところ。また、キャンペーンで使用するハッシュタグ名が「#リッチな1日」と汎用的なワードなので、インスタグラム上でこのキャンペーンのことを知らないユーザーが投稿を見ても、『え！なになにこのハッシュタグ！？』というような興味を引くハッシュタグでもないのでもう少し工夫がほしい。 それから、具体的にどんな写真を投稿すればよいのかがキャンペーンページに記載されていないのがユーザーフレンドリーでないです。桜の木の写真なども投稿されており、どんな写真なら投稿基準を満たしているのかが全く分からない。

ホテルニューオータニ｜あまおうスイーツフェアInstagramキャンペーン2020

ホテル内での期間限定イベントを活用したキャンペーン。いちごのスイーツというテーマが良いですね。こういったホテルスイーツ系の写真は、インスタ映えするためキャンペーンの有無に関わらずユーザーは撮影するので参加者数も伸ばしやすく、ユーザー心理を上手く活用できているキャンペーンだと思います。

気になった点として、ユーザーが投稿したインスタグラム内の写真に写りこんでいたこちらのPOP。明らかに情報不足です。『素敵なプレゼントが当たるかも♪』のような、投稿という行動を促す文を入れるなどの工夫が必要です。これじゃ、インスタグラムに投稿するのかTwitterに投稿するのかすら分からないですから･･･。

プレミアホテル-CABIN｜Instagram キャンペーン3rd

オレンジ色がベースの写真であれば何でもOKという投稿しやすいテーマにすることで応募のハードルを下げています。 また、このキャンペーンではプレゼントのひとつにAmazonギフト券を選定しています。インスタグラムのキャンペーンで最も参加率が高くなるプレゼントは、商品券やAmazonギフト券、iTunesカードなどの金券です。ホテル宿泊券や自社オリジナルグッズと併せてキャンペーンの参加率を上げるプレゼントを置くことでキャンペーンの参加率を上げています。 キャンペーンサイトも、応募方法や投稿する写真の内容、プレゼント内容など見やすく設計されており、参考にできるキャンペーンのひとつだと思います。

ホテル雅叙園東京｜SAKURAインスタグラムキャンペーン

まず、キャンペーンサイトが重すぎます。スマホユーザーが増えているのはネット全体に言えることですが、その中でもインスタグラムキャンペーンのサイトはスマホユーザーが多く、キャンペーンサイトが重いのは致命的です。ページスピードインサイトでみても31/100と非常にページが重く、4G回線や3G回線で閲覧するスマホユーザーから離脱しやすい状態を作ってしまっています。

ドーミー倶楽部軽井沢｜インスタキャンペーン

応募数約1件と大失敗に終わったキャンペーン。子持ちで且つホテル宿泊者しか参加できないということにくわえ、自分の子どもの顔を晒さなければならないという、参加ハードルを上げに上げたキャンペーンです。こういった参加ハードルの高いキャンペーン（特定の場所に行かなければ参加できない＆顔を晒す）は、ほぼ参加が集まらず失敗に終わる傾向にあるので真似しないようにしましょう。

まとめ｜ホテル施設で実施されたインスタグラムキャンペーン事例

本記事では、ホテル施設で実施されたインスタグラムキャンペーン事例についてまとめましました。参考になりましたか？

ホテルのような実店舗がある業界のインスタグラムキャンペーンは、基本的に特定の場所に行かなければ参加できないキャンペーンになりがちですが、なるべく参加ハードルを下げることを意識してキャンペーンを参加させましょう。

こういった記事は定期的に投稿していますので、参考になったという方はTwitter（@yokaport）もフォローいただけますと幸いです。

それでは今回は以上となります。キャンペーン企画の提案、頑張ってください。